素材や製法にこだわった本物のフランス菓子のエスプリを、少人数で学べるのが魅力です
埼玉県 石黒涼子さん
石黒洋菓子研究所 所長
フランス菓子教室 焼き菓子・自家焙煎珈琲のインターネット販売
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ卒
スクールを知ったきっかけと、参加しようと思った決め手は何でしたか?
お菓子作りのプロからレッスンを受けられる教室を探していたとき、みどり先生がお菓子教室を開講され、生徒新規募集中であることを知りました。みどり先生のお菓子が食べられる紅茶教室に参加してみて、フランスでの生活経験を活かした本格的なフランス菓子を教えてくださる、先生のお人柄とお菓子の味に強く心を惹かれたのが決め手となったと思います。
レッスンに参加して、最初に役立ったのはどんなことですか?
当時、家庭科教員として、クラブ活動で中学生・高校生にお菓子作りを指導していました。みどり先生から学んだことを即、指導の中で活かすことができました。
レッスンで大変だったこと、想像していたのと違うこと、驚いたことは?
本格的なフランス菓子を一から自分で作るとなると、こんなにも時間と手間がかかるものかと驚きました。それでも、一つのお菓子が完成したときの達成感と、作りたてのお菓子を食べたときの口福感はやみつきになります。
ショーケースに並ぶボンボンショコラを、まるで宝石のようと言われることがあります。最初は見た目のことかと思いましたが、自分で作ってみるとボンボンショコラができるまでの作業の大変さが理解できました。初めてのレッスンのときは、みどり先生に言われるまま作業するのが手一杯でした。レッスン後は、ボンボンショコラ一粒がまるで宝石のように価値のあるものに感じられるようになりました。
レッスンで難しかったこと、大変だったことは?
温度計やストップウォッチなどを使ってお菓子作りをするメソッドだったので、理科の実験のようで、最初はとまどいました。
スクールやレッスンで、印象的だったエピソードを教えてください。
冬にパイ生地のレッスンを受けたときに、事前に防寒対策をしっかりとして来てくださいと連絡がありました。当日、パイ生地の作業をするには少し暖かすぎるからと、冷房が効いた室内で作業をしました。冬に冷房!?と驚きました。おいしいお菓子を作るためには、環境も大事なんだと知りました。
印象に残っている言葉や、やりとりを教えてください。
私の作るお菓子を「軽やかで優しいお菓子」と言っていただきました。日常生活の中で得られる体験をスパイスにして、お菓子作りをしていって欲しいとおっしゃったことも印象に残っています。「いまだったら、弓田先生にフランス菓子を習えるよ!」とイル・プルー入学の背中を押していただいたことです。
クレーム・エ・メティエで教わるお菓子は、他とどう違うと思いますか?
みどり先生はパリで生活されていたので、本場のフランス菓子がどういうものなのか、フランスでは日常生活の中で、どのようにお菓子が食べられているのかをご存じです。その上で、お菓子作りをされているので、フランス菓子のエスプリが感じられます。
レッスンに参加して、ご自身にはどんな変化がありましたか?
お菓子作りの大切な要素として素材選びがありますが、素材にこだわるとはどういうことなのか知ることができました。自分が作りたいお菓子の味をイメージして素材選びをすることの大切さを学びました。
加藤の仕事への姿勢や取り組み方についてどう思われましたか?
みどり先生は行動力の塊で、基本を押さえつつ、常に新しいことを取り入れている方だと思います。いつも「何事もトライ&エラー」とおっしゃっていて、何度も私の想像を超えるチャレンジをされています。東京で開業後も「LENÔTREで研修を受けてくる!」と数ヶ月フランスに行かれたり、「土佐山で学校を開くから!」と高知に住み始めたり、その行動力と情熱にいつも刺激を受けています。
クレーム・エ・メティエは、どんな人におすすめですか?
将来、どんなことをやり遂げていきたいのか明確であればあるほど、学べることが増すと思いますし、ご自身の夢の実現に向けて的確なアドバイスをいただけると思います。
ご自身の今と、今後実現していきたいことをお聞かせください。
現在は、地元川島町の特産品や自家栽培の果実を使った焼き菓子・自家焙煎珈琲のインターネット販売と教室をしています。みどり先生の教室の生徒の方は、お菓子作りの技術はもちろんですが、そのお人柄に惹かれてレッスンを受講されています。私も、私自身のお菓子作りへの姿勢に共感してもらえるよう、技術と人間性を育みたいです。