Photo/Junichi harano
Real Courses
"Alchemy Academy"
日本一小さな製菓学校 エコール・クレーム・エ・メティエ
「アルケミー・アカデミー」本科12ヶ月コース
(こちらのレッスンは申し込み受付を終了しました)
将来、カフェや小さなお菓子屋さんをオープンさせたい、自宅でお菓子教室を開催してみたい、本格的な美味しいお菓子をしっかり作れるようになりたい。そんな方々を対象にした少人数制製菓学校の本科コース「アルケミー・アカデミー」が、この9月にスタートします。
アルケミーとは、直訳で錬金術のこと。転じて「化学変化の力で新しい価値を生み出すこと」とも言えると思います。バターと砂糖と卵と小麦粉という身近な4つの素材の組み合わせで、幅広いバリエーションの美味しさを生み出せるのが、お菓子作りのアルケミー。そしてこの小さなアルケミーは、作り手だけでなく、お菓子を食べる人たちのことも幸せにできる、大きな力を持っています。
2023年9月〜2024年8月の1年限定、12カ月コースです。レッスンは3カ月を1クールとし、4クールで構成されます。
一人一台を最後まで仕上げる、毎月連続5日間のレッスン。
初日以外はご自宅でも履修可能
レッスンは毎月第1土曜日から、翌週水曜にかけての連続5日間、朝9時から夕方16時ごろまで。初日の土曜日に、その月に作るお菓子をすべて講師がデモンストレーションし、残りの4日間で一人一人、お菓子を最後まで自分で1台ずつ仕上げるシステムです。
場所は東京・東新宿のレンタルキッチンKumato(旧紅茶グマ)。講師は期間中常駐し、生徒さんが作る中で生まれた疑問をその場で解決できるようにします。土曜日のデモンストレーションには必ず参加していただきたいのですが、他の曜日はもし会場に来られない場合、ご自宅で復習をしていただいてかまいません。ご自宅で疑問に思われたことがあれば、メールでお答えいたします。
作ったお菓子は試食後、お持ち帰りいただくことができますが、製品として積極的に販売していくことにもトライします。講師監修のもと営業許可を取得したキッチンで行いますので、レッスン期間中でも販売デビューが可能です。収益は実習時の原材料費に充当させていただきます。
ホーム→カフェ→パティスリーとレベルアップ。
ステップ・バイ・ステップで着実に進めるカリキュラム
各クールの1ヶ月目は、ホームメイドを意識した、お菓子教室で教えやすいメニューを学びます。2ヶ月目は、カフェメニューを意識したスイーツを。3ヶ月目には、パティスリーやサロン・ド・テで提供することをイメージした、少し難易度の高いお菓子を作っていきます。
第1クール「発酵バターと粉のアルケミー」
9月・10月・11月
パート・シュクレ、パート・ブリゼ、パート・フィユテなど22のルセット
Septembre
Sablé
9月2日(土)〜6日(水) サブレ
最初のレッスンは、卓上ミキサーやフードプロセッサーを使って、マーブル台の上に広がるサブレのバリエーションをご自身の手で確かめてみてください。ボックスに入れて、発送にもトライします。
ルセット:ショコラ、ショコラ・サレ、ココナツ・カカゥエット、クルミと黒糖のガレット、リュネット、ヴィエノワ、バトネ・フロマージュ
Octobre
Tarte
10月7日(土)〜11日(水) タルト
フルーツを使った、季節感あふれるお菓子の定番、タルト。9月のレッスンで学んだパート・シュクレとサブレの生地を使って、ぐるっと春夏秋冬をめぐる旅をしましょう。
ルセット:タルト・ポンム、タルト・アブリコ、バナナとココナツ、カシスとホワイトチョコレート、タルト・シトロン、タルト・ショコラ、タルト・シュクル、フラン・ナチュール
Novembre
Pie
11月4日(土)〜8日(水) パイ
水・塩・小麦粉で作るシンプルな生地「デトランプ」で発酵バターをくるみ、丁寧に折っていくことで、幾層にも重なるパイ生地が生まれます。たった一つの生地から、たくさんのお菓子が生まれるアルケミーを堪能しましょう。
ルセット:ミルフィユ、コルネ、ピティピエ、マロンパイ、さつまいものアリュメット、りんごのアリュメット、ショソン・ポンム
第2クール「黄金色のアルケミー」
12月・1月・2月
クリスマスからバレンタイン、パティスリー黄金の季節を彩る20のルセット
Décembre
Génoise
12月2日(土)〜6日(水) ショートケーキ
ジェノワーズ、ジェノワーズ・ショコラ、ビスキュイ・オ・ザマンドなど基本の生地と、フルーツやフレッシュクリームを組み合わせて、クリスマスや記念日を祝うシンプルで奥の深いデコレーションケーキをマスターします。
ルセット:ショートケーキ、フルーツのショートケーキ、チョコレートショートケーキ、ガトー・オランジュ、フォレ・ノワール
Janvier
Entremets
1月6日(土)〜10日(水) 冬のアントルメ
バタークリームやチョコレートを使った濃厚なアントルメ。ビスキュイやシロップ、コンフィチュールと構成することで、フランス菓子の伝統と多様性を生み出します。
ルセット:オペラ、ポム・ド・テール、ク・ド・クール、
パルフェ・オ・ポワール、ザッハトルテ
Février
Chocolat
2月3日(土)〜7日(水) ショコラ
ショコラティエになって、スイート、ミルク、ホワイトチョコレートの温度調節、テンパリングをマスター。トライ&エラーを繰り返して、感覚を研ぎ澄ませて、チョコレートの声を聴く……ショコラホリックな5日間です。
ルセット:トリュフ(紅茶、抹茶、パッションフルーツ、ヨーグルト、アマンドショコラ、キャラメル、カフェ、セザム フランボワーズ)
第3クール「プランタン・アルケミー」
3月・4月・5月
冬の間眠っていた感覚が目覚める、喜びの季節。春の軽やかさを楽しむ22のルセット
Mars
Souvenir
3月2日(土)〜6日(水) スーヴェニール
この月のテーマは、フランスのあちこちをめぐって、地方菓子を訪ねる旅をイメージ。お土産や小さなプレゼントにぴったりなお菓子を作るレッスンです。
ルセット:カヌレ、ファー・ブルトン、エンガディナー、ガトー・バスク、マカロン、パート・ド・フリュイ(カシス、フランボワーズ、パッションフルーツ)
Avril
Pâte à choux
4月6日(土)〜10日(水) シュー
簡単そうに見えて多彩なバリエーションがある定番のお菓子、シュー。カスタードから派生したさまざまなフレーバーのクリームとの組み合わせを楽しむ、スタンダードだけど新しいシュー&クリームのレッスン。
ルセット:シュークリーム(3種)、エクレール・ショコラ、エクレール・カフェ、エクレール・シトロン、エクレール・フロマージュ、パリ・ブレスト、サントノーレ
Mai
Entremets Printemps
5月4日(土)〜8日(水) 春のアントルメ
春から初夏にぴったりなムースやババロワのレッスン。同じビスキュイ・ジョコンドでも、冬のアントルメと比較すると、全く別の印象です。そのギャップも楽しんで作っていきましょう。
ルセット:シャルロット・フレーズ、アブリコティエ、アカピュルコ、ニコロ、抹茶とホワイトチョコのシャルロット
第4クール「ラボラトリー・アルケミー」
6月・7月・8月
最後の3ヶ月は、ここまでのレッスン受講者対象。身につけたスキルを使って、ご自身の作りたいお菓子を自由に形にしていきます。
Juin
Verrine
6月1日(土)〜5日(水) ヴェリーヌ
ご用意するいくつかのフルーツピュレ、アーモンドなどをメインに作ったムース、ババロワを単体でテイスティングして、ご自身のイメージでグラスデザートを作っていただます。すべてご自身のアイデアでも、もちろんOK。どんなヴェリーヌが出来上がるのか楽しみです。
Juillet
Fromage
7月6日(土)〜10日(水) チーズケーキ
アレンジがとてもしやすい、チーズケーキを徹底研究。レアチーズケーキから、ベイクドチーズケーキ、スフレまで、フロマージュブラン、クリームチーズ、サワークリームを使い、ベースにタルトやサブレ、ジェノワーズを敷いて、さまざまなアントルメを作りましょう。
Août
Mignardises
8月3日(土)〜7日(水) ミニャルディーズ
ミニャルディーズ(食後の小菓子)としましたが、最後のレッスンのテーマは、特に決まっていません。みなさんが作ってみたいお菓子、習ってみたいお菓子があれば、それにお応えして、実際に全員で作っていく5日間となります。
全4クール修了者には、エコール・クレーム・エ・メティエのディプロム(修了証)を差し上げています。ご自身で店舗を立ち上げる際のアドバイスや、メニュー作りの相談も可能です。
Course Prices
「アルケミー・アカデミー」本科12ヶ月コース レッスン料
※材料費・キッチン使用料込み
分割払いの場合
1クール 330,000円(税込)× 4回=1,320,000円
(各クールの開始前に銀行振込でお支払いをお願いいたします)
一括払いの場合
年間 1,188,000円(税込)
(10%割引になります。初回レッスンの前に銀行振込でお支払いをお願いいたします)