top of page
ozaki-san_edited.jpg

フランス菓子の華やかな部分と、本来の地味で素朴なフランス菓子の歴史が滲み出たお菓子

高知県 尾﨑美穂さん

le petit gouter

(ル・プチ・グーテ)

店主

ケーキ1.jpeg

スクールを知ったきっかけと、参加しようと思った決め手は何でしたか?

2016年、クレーム・エ・メティエの前身「紅茶グマ焼菓子工房」の時代、当時開催していた「2日間で作るアントルメの会」に参加しました。その後2回ほど単発のレッスンを受講しました。その時に3ヶ月の短期集中スクールを知りました。

 

製菓学校に行きたいという漠然とした夢がずっとありましたが、結婚して子供がいたのであきらめていました。製菓学校の授業だと1〜2年かかるところ、3ヶ月という短期間でお菓子が学べる(当時はフランス菓子を学ぶという意識はなかったと思います)という時間的な理由と、ホームページに載っていたカリキュラムを見て、絶対にここで学びたいと思いました。

 

レッスンに参加して、最初に役立ったのはどんなことですか?

プロのパティシエのレシピの本を読んで理解できたこと。ある程度知識がないと、作業やでき上がりを想像しながらレシピを解読することは難しいですが、とても重要なことだと感じるので。

 

レッスンで大変だったこと、想像していたのと違うこと、驚いたことは? 

新しいことを学ぶので、楽しいことしかありませんでした。ケーキ屋さんは、体力、気力勝負なんだなと思いました。

 

レッスンで難しかったこと、大変だったことは?

最初は技術的なことは初めての経験ばかりだったので、難しかったです。

 

スクールやレッスンで、印象的だったエピソードを教えてください。

お菓子と関係ないですが、当時単発レッスンは昼食付きで、みどりさんの手料理がどれもこれもおいしくて、フランス家庭料理っぽいところが毎回楽しみでした(特にシュークルートを初めて食べて、そのおいしさにびっくりしました)。

 

クレーム・エ・メティエで教わるお菓子は、他とどう違うと思いますか?

驚きとともに感動さえも生まれるお菓子。素材の組み合わせやアルコールの使用量、味のバランスが(高知県内しか知りませんが)、他と違います。そこに、フランスで過ごした時間と、自店を持って積み重ねた経験から生まれたみどりさんのオリジナルレシピが加わって、フランス菓子の華やかな部分と、本来の地味で素朴なフランス菓子の歴史のようなものが滲み出たお菓子。インスタ映えはしないお菓子です(笑)。

 

加藤の仕事への姿勢や取り組み方についてどう思われましたか?

私は2期生なのですが、その頃はみどりさんもまだ手探りだったと思います。回を重ねるごとに、クラスの雰囲気に合わせてメニューを変えていくなどしていたのではないかと思います。先生1人対生徒2〜3人のほぼマンツーマン体制で、3ヶ月間、毎週内容が変化する授業。かなりのハードスケジュールでした。それだけ教えたいこともたくさんあったのではないでしょうか。まさに「人生を変える3ヶ月」を駆け抜ける取り組みは、お菓子への愛情でもあったのではと思います。

 

レッスンに参加して、ご自身にはどんな変化がありましたか?

単発レッスンを受けて、ますますお菓子作りをやりたくなり、みどりさんの後押しもあり、お菓子教室を開催しました。今ではお菓子作りが仕事になり、3ヶ月レッスンの時には思いもしなかった道へ進んでいます。

 

クレーム・エ・メティエは、どんな人におすすめですか?

単発レッスンは、気軽なものから本格的なものまであるので、お菓子作りが好きな方に。3ヶ月など短期のスクールは、お菓子関係の仕事がしたい方におすすめです。

 

ご自身の今と、今後実現していきたいことをお聞かせください。

本格的にお菓子を作り出したのが40歳を越えてからなので、まだまだ学んで成長したいです。目標は、地元で認知度を上げること、子供のためのお菓子教室を開催すること、フランスでお菓子作りを学ぶことです。

bottom of page