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école crème et métier blog
執筆者の写真midori kato

ブーレの仕方


型にバターを刷毛で塗ることを、フランス語で「ブーレ」と言います。

粉をはたくことは、「ファリネ」です。

バターの名詞はブール、粉の名詞はファリーヌで、それの動詞です。

型にバターを塗る、粉をはたく、それぞれに動詞があるなんて、さすがお菓子の国、フランス!


この型にバターを塗るという準備が、結構お菓子の出来を左右しますよね。

あまりうまくバターが塗れていないと、生地が型にくっついてはがれたりして、、、美味しいんですけど、ちょっと見た目が、、、となってしまいます。


今はエクゾパンやシリコン型がでてきていますが、昔ながらの金属型を使っている方は、特に注意が必要です。


溶かしバターを使って、型にバターをぬる方も多いと思いますが、マドレーヌ型のような溝の深い型は、できたら、パウンドケーキに使うような、やわらかいけれど、溶けてはいないバターを使って、刷毛で塗って、心配ならもう1回塗って、そしてファリネをして、粉をしっかり落として、焼いていただいた方が、きれいに型離れしてくれます。

型にバターはしっかり塗って、粉は全体に強力粉をはたいたあと、しっかりと余分な粉を落とします。


パウンド型に塗る場合も、四辺の隅っこに重点的に塗ります。

シリコンの型でも、複雑な形のものには、金属の型ほどしっかりとは塗っていませんが、念のため、ブーレをしてから、冷やして生地を流し込んで、焼いています。


せっかく、頑張って作るのだから、ちゃんと準備して、ちゃんと作る。


エコール・クレーム・エ・メティエのオンラインレッスンでは、この基本になる、ブーレやファリネの仕方も動画を交えながら、ご説明をしています。


7月8月のオンラインレッスンはこちらをご覧ください。https://www.cremeetmetier.com/online-courses


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